夏期シーズン

長い自然の営みによってつくられた自然が今も守られています

 火山噴火が繰り返され、流れ出した大量の溶岩は志賀高原の山々をつくりました。最もその活動が盛んだった約20万年前、志賀山の溶岩は川をせき止め、大きな湖・旧志賀湖や大沼池をつくりました。その後次第に終息し、現在のような地形や植生になりました。

湖沼や原生林が広がる自然の宝庫

 横手山・硯川・熊の湯地区は、志賀高原の中において最も標高が高く、「特別保護地区」に隣接しています。このエリアは志賀高原に数あるトレッキングコースの中でも最も人気が高く、多くの人々に利用され、志賀高原を代表する「池めぐりコース」の出発点となっています。

多様なプランを組んで頂けます

 自然体験のかたちとして、全体行動型に加えグループ行動型も注目されています。志賀高原は比較的多くの登山道遊歩道が用意されており、状況に応じたコース選択が可能です。これらの選択肢を活かし、例えばグループ毎に掲げたテーマに沿い道順を計画・実行して成果をまとめるなど、踏み込んだ体験学習も可能です(グループ毎に案内人を用意等)。また、環境学習プログラムとして、ネイチャークラフトプログラム(籐細工、コカリナづくり等)も準備が可能です。

体験モデルコース

池めぐりコース
[全長約10.3km /所要時間約4 時間]
志賀山の火山活動によってできた湖沼群をめぐる代表的な遊歩道。浮島のある渋池から四十八池を経て志賀高原最大の大沼池まで、原生林の中を進むコース。
自然教育園コース
[全長約3.5km /所要時間約3 時間]
自然教育園内には展示館・ロックガーデン・自然観察路があります。自然観察路では、溶岩台地上の亜高山針葉樹林の原生林にじかに触れることができるようになっています。
岩菅山登山コース
[全長約18.5km /所要時間約6 時間]
健脚向け登山コース。高山植物の楽園、原生林の登山道、眺望の良い稜線道を抜け、最後に急な登り坂を克服すると、そこには周囲の山々を見下ろす大パノラマが広がります。

夏期モデルスケジュール(3泊4日の例)

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